彼がクラシカルな打楽器の学習を終えた後、バルトはロバート・ヴァンサイス氏の元でマリンバを習う(ブリュッセル王立音楽院において)。
彼の35年の音楽経験を通して、バルト氏は60のオーケストラやアンサンブルに招待され、音楽経験は幅広く、バロック音楽から交響曲、オペラ、現代音楽やジャズ、ポップスにまで多岐に渡る。
バルトはMike Mainieri, Trilok Gurtu, Doudou ‘nDiayé Rose, Robert Martin (ex Frank Zappa) と共演、またKris Defoort’s DreamtimeやBrussels Jazz Orchestra (with Maria Schneider). 等、最高のベルギーのジャズ・プレイヤー達と共演できた経験に心より感謝しています。またバルトはNorth Sea Jazz Festival, Blue Note festival, Festival de Marseille, Ars Musica等でも演奏しています。
演奏活動の傍ら、彼はベルギーのブリュッセル王立音楽院にて鍵盤打楽器を教えています。クリニシャンや審査員として、彼はヨーロッパ全土、アルゼンチン、日本、韓国に招待されています。彼のベストセラーとなった著書である ‘Image‘ (マリンバの為の20の子供の歌), Profils‘ (ヴァイブラフォンとピアノの為の24のエッセイ),‘Encore‘ (マレットの為の5つのアンコール), ‘Imagine’ マリンバ演奏へのメンタルアプローチ (英語、フランス語、スペイン語、中国語、そして日本語にて出版), ‘Ensemble’ (マレットアンサンブルのための24の楽曲),
‘Focus’ (ヴァイブラフォンのための24のイメージ), ‘Dialogue‘ (マリンバのための12の変奏曲), ‘Move‘(マリンバのための12のグルーヴ) & ‘Chat’ (マリンバデュオのための組曲)は、世界中で配布されています。
バルトは自ら率いたクインテットの演奏により録音したデビューアルバム ’Thank you’ をレーベル「De Werf」によってリリース。また同じレーベルで彼は2枚目のCD ’Profiles’(ヴァイブラフォンとピアノのための24のエッセイ)を制作、また彼の3枚目のアルバム ’Life Path’(ダブルソロCD)はEtceteraによってリリースされました。彼はサイドマンとして70以上のCD録音に参加し、Béla Bartókの『Sonata for Two Pianos and Two Percussion』のベルギー初の録音を実現しました。Sabam Contest for Composition for Jazz-themes 2000 & 2002を受賞。そしてヨーロッパ、アメリカ、アルゼンチン、韓国、日本にてツアーを行いました。彼はヤマハのヴァイブラフォンを演奏し、マレットはフランスのレスタのマレットを使用しています。
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